こんにちは、サイドFIREを目指している子持ちサラリーマンのゆうちゃんです。
ゆうちゃん(@yuchandegozaru)でサイドFIREや投資に関する情報やノウハウを毎日発信していますので、ぜひフォローをお願いします!
サラリーマン、つまんねぇなぁ~!お金の目処がついたら、サラリーマン辞めて、自由に働きたいな…という方も多いかもしれません。
…それが、まさにサイドFIRE。
ある程度のお金を貯めて資産運用をしながら、足りない部分を労働収入で補って暮らしていく生き方
それはいい考え方!…だけど、FIREって必ず働かなきゃいけないの?と疑問を抱く方もいるかと思います。
実は、FIREには働かないタイプだったり、節約したりするタイプだったり、色んな種類があります。
今回は、FIREの種類について詳しく解説していきます!
自分に合っているFIREの形をみつけることでベストなFIREに向けて取り組めるようになりますので、ぜひご覧ください~!
FIRE全4種類の特徴・メリット・デメリット!
FIRE とは、「FI=Financial Independence=経済的自立」と「RE=Retire Early=早期退職」を組み合わせた言葉で、
お金を貯めて経済的自立を果たし、定年を待たずに早期退職をすること
を指します。
経済的自立は基本的に資産運用をすることを前提としています。
貯めたお金で資産運用をし、その利益で支出をカバーし、早期退職をしても生活していける目途が立った段階でリタイアをします(中には多額の資産があり資産運用をせず貯蓄を取り崩してFIREをするケースもありますが、一部のお金持ちができる超レアケースです)。
FIREは世界的に流行している考え方で、近年、日本でもFIREに関する書籍が発刊されるなど、多くの人が興味・関心を寄せています。定年まで働くのが当たり前の時代が変わっていくかもしれません。
一口にFIREといっても、実は多くのスタイルがあります。主なスタイルは以下の4つです(当ブログでは、バリスタFIREはサイドFIREの一つとして扱っています)。
誰もが憧れる贅沢な【ファットFIRE】
ファットFIREとは、大きな資産をもとに早期リタイアをして、資産運用の利益のみで悠々自適に生活を送ることです。
Fatは英語で太ったという意味。太い資産にかけられています。
世界を旅したり、豪華客船のクルーズを楽しんだり、夏は避暑地の別荘で過ごしたり…と、誰もが一度は憧れを持ったことがあるはず。
ただし、莫大な資産が必要なため、努力をしても達成できる人はごく一部。普通のサラリーマンであれば、不可能に近いです。また、ファットFIREができても、趣味だけをする生活に飽きたり、仕事をしなくなることで生活に張りがなくなるなど、高次元の悩みを持つ方もいるようです。
- 働くストレスから解放される
- 節約や倹約をしない、我慢のない生活を送ることができる
- 大きな資産が必要なので時間がかかる
- 仕事をしない生活に飽きる可能性がある
ミニマリストにおすすめ【リーンFIRE】
リーンFIREとは、最低限の資産で早期リタイアして、生活費を切り詰めて資産運用の利益のみで生活をしていくことです。
Leanは英語で質素という意味。最低限の資産+無駄なお金を使わない質素な生活を送ります。
生活は質素でいいから、とにかくもう仕事をしたくないという方向けのFIREです。
- 働くストレスから解放される
- ファットFIREに比べて必要資産が少なく早期にリタイアできる
- リタイア後も労働をするFIREに比べて必要資産は多い
- 仕事をしない生活に飽きる可能性がある
- 質素な生活になるため、我慢しないといけない場面も多い可能性がある(ただし、最低限の生活の基準は人それぞれ)
働き続けるけどプレッシャーは減る【コーストFIRE】
コーストFIREの概念として、生活に困らない資産がありながらも、充実感のある生活のためにあえて働く、というのもありますが、最近は、コーストFIREとは、資産運用に必要な貯蓄をしたら、その後はフルタイムで気負いなく働き続けることを指すようにもなってきました(当ブログでは、コーストFIREを後者の意味で扱っています)。
ちなみに、Coastは英語で楽に進むという意味です。
フルタイムで働き続けるのはもはやFIREなのか?コーストFIREは普通に仕事をしている人と何が違うのか?と思う方もいるかもしれませんが、コーストFIREは将来の資金のための元手を確保できている状態であるため、心に余裕をもって働くことができるという点で大きな違いがあります。
例えば、60歳までに5000万円を貯めるという目標を設定し、投資で年5%のリターンを得ると仮定します(上下はするが、長期で見たら得られる確率が高い)。その場合、元手2000万円があれば20年で5400万円になり、目標が達成できます。
つまりは、40歳の時点で2000万円を貯蓄できていたら、あとは稼いだ分だけお金を使って楽に生きていける…!それが、コーストFIREの考え方です。
生活に困らない資産がありながらも、仕事を通して社会とかかわりを持ち続けたい方が選択しやすいFIREです。
- 老後資金のみを準備するイメージなので必要資産が少ない
- 経済的に自立をしたら本業からの安定した収入を贅沢に使うことができる
- 資産運用がうまくいかないときも本業収入があるため軌道修正ができる
- フルタイムの労働をする必要がある
サラリーマンなら達成の可能性あり!【サイドFIRE】
サイドFIREとは、ある程度の資産を貯めて、資産運用しながら足りない部分は副業やアルバイトなどで稼いで生活していくことです。
サイドFIREの名称はサイドビジネスを育ててFIREすることに起因しています。
バリスタFIREはアルバイトやパートとして労働するのに対して、サイドFIREは副業などの事業で収入を得る違いがありますが、当ブログでは、サイドFIREの中にバリスタFIREがあるという見解をしています。
- 労働を継続するため必要資産が少ない
- 自由な働き方を実現できる
- 事業収入が大きくなったら起業して大きな収益を得る可能性がある
- サイドビジネスが育たないときはアルバイトなどで繋ぐこともできる
- アルバイトに不満があったらいつでも変えることができる
- 資産が目減りしても事業収入(アルバイト代)で埋め合わせできる
- キャリアアップにもなる可能性がある
- 働き続ける必要がある
- 事業収入が安定しない可能性がある
- アルバイトの場合、フルタイムに比べて時給は低くなりやすくコスパが悪い
バリスタFIREとは、生活費を資産収入とアルバイトで気楽に稼ぐ生き方です。
アメリカでは早期退職すると無保険になるため、FIRE後も健康保険に加入する権利を得るべくパートアルバイトとして就労する、つまりは「不労所得+労働収入+保険」のためにバリスタFIREを選択する方が多いです。ただし、日本では早期退職しても国民健康保険に加入できるため、保険のためにバリスタFIREを選択する方はあまりいないかと思います。
サイドFIREが魅力的な理由
4種類のFIREの中で、どういった形が自分に合っているでしょうか。実現できる資産や叶えたい生活と照らし合わせてみましょう。
※目標金額はあくまで目安であり、家族構成や生活水準などによって変わります。
FIREの種類 | 目標金額 | 内容 |
ファットFIRE | 1億円~ | 潤沢な資産収入があり贅沢をして過ごせる。ただし多額な資産が必要。 |
リーンFIRE | 5000万円~ | 資産収入のみで節約し過ごす。ミニマリストのような、必要最低限のもので生活できる方にぴったり。 |
コーストFIRE | 3000万円~ | 将来の資金のために必要な運用資産を貯めることができれば、給料をすべて自由にできる。日々の生活があるため早期退職はできないが、老後のためのお金を貯めないといけない、というプレッシャーから解放される。 |
サイドFIRE | 5000万円~ | 資産収入だけでは不足する部分を副業やアルバイトなどで稼いで過ごす。好きな仕事ができて、生活の満足度が上がる可能性も。 |
私の場合はサイドFIREが理想。
その理由は、
- 早期退職することで、自分の人生を自分でコントロールできるようになる
- サラリーマンが現実的に実行できる可能性がある
- 好きな仕事をすることで、人生の充実度が上がる、生活にもハリが出る
- 運用が上手くいってないときでも、労働収入があるため、安心できる
などがあります。
サラリーマンにとって、ファットFIREはハードルが高いですが、サイドFIREなら実現できる可能性があり、実現出来たら日々の生活の満足度も上がるはずです。
サラリーマンにとって、サイドFIREはもっとも魅力的なFIREではないでしょうか。
サイドFIREがおすすめな人/向いていない人
サラリーマンの仕事にオサラバして、サイドFIREを夢見ている人は多いですが、一方で、収入面のリスクや社会とのつながりが希薄になる可能性があるサイドFIREに魅力を感じない人もいるはずです。
おすすめな人と、向いていない人をまとめてみます。
サイドFIREがおすすめな人
- サラリーマンの仕事に魅力を感じない人
- やりたいことをやってお金を稼いでいきたい人
- 長期間にわたり資産形成に取り組める人(お金を節約できる人)
サイドFIREは、今まで当たり前だと考えていた定年までサラリーマンとして働く人生を大きく変えることができる生き方です。自分のやりたいことを仕事にして生きていきたいという人にはとてもおすすめです。
サイドFIREが向いていない人
- 今の仕事に不満がない人
- 若いときにお金を使いたい人
- 家族の理解が得られない人
- 社会とのつながりがなくなることに不安がある人
- 社会的な地位を失うことに不満がある人
今の仕事が楽しい人や、節約をする生活をしたくない人、サイドFIREをしてリスクを取ることに家族が納得していない人は、サイドFIREは向いていないと考えています。
サイドFIREは働き方や収入が大きく変わる選択になるので、家族の理解を含めて、真剣に考えることが大事です。
まとめ
労働から解放されて自由に生きていくことができるFIRE。
サラリーマンをやっていると、どうしても会社や上司の指示に従わないといけないこともあります。また、会社に貢献できたとしてもすぐに処遇に反映されるわけではありません。FIREを知る前は、定年まで我慢してサラリーマン生活をしていくものだと思っていました。
もし、FIREができれば、人生を大きく変えることができます。
ファットFIREは無理でも、サイドFIREならコツコツ地道に努力すれば達成の可能性は誰でもあります。
サイドFIREが気になる!目指したい!という方はサイドFIREをする方法をぜひご覧ください▼
【子持ちサラリーマンがサイドFIREを達成するロードマップ】具体的な15の手順!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。サイドFIREに向けて一緒に突き進んでいきましょう!