こんにちは、ゆうちゃんです。
今回は、原油ブル(2038)が上昇の兆し!売却タイミングはいつにする?についてお話します。
原油ブル(2038)が上昇してきましたね。そろそろ、原油ブル(2038)の売却タイミングを考えようかなという方がいらっしゃるかもしれません。
『原油ブル(2038)の価格は暴落前の水準まで、まだまだ戻る余地がありそうだから持っておこう』という方は要注意です!!
原油ブル(2038)は売却のタイミングを考える上で、原油ブル(2038)の指標となるプラッツドバイ原油と値動きが違うことにとても注意をする必要があります!
ここから、原油ブル(2038)の売却タイミングを考えていきます。
原油ブル(2038)の底値からの上昇率
原油ブル(2038)の値動き
こちらは原油ブル(2038)の日足と週足のチャートです。やっと少しだけ戻したかなという印象です。
原油暴落前は1,000円~1,700円で推移して、暴落後の底値は134円(4月28日安値)、本日6月8日に終値313円となり、底値134円から本日までの上昇率はおよそ+133%です。
原油ブルのチャートを見ると、まだまだ上げる余地ありそうじゃん!!と思うのですが、そうでもないのでご注意を!!
理由は、コンタンゴの状態におけるロールオーバーにより原油ブルが減価している可能性があるためです!
こちらに関しては以前に紹介してますのでこちらをご確認くださいね★ ↓↓

プラッツドバイ原油の底値からの上昇率
出典:みんかぶコモディティ
上図の青線がプラッツドバイ原油の価格推移です。ザックリですが、原油大暴落時の底値は暴落前の-50%、本日6月8日時点では-25%となっています。
次にプラッツドバイ原油の価格推移を確認します。
出典:東京商品取引所
プラッツドバイ原油の期先物の値動きを確認します。
原油暴落前は35,000円~45,000円あたりで推移して、暴落後の底値は15,710円(4月22日安値)、本日6月8日に30,010円となり、底値15,710円から本日までの上昇率はおよそ+91%です。
日経・東商取原油指数
出典:Investing.com
原油ブル(2038)は日経・東商取原油指数に連動します。こちらは日経・東商取原油指数の月足チャートです。
原油暴落前は200円~260円あたりで推移して、暴落後の底値は92.16円(4月22日安値)、本日6月8日に163.91円となり、底値92.16円から本日までの上昇率はおよそ+77%です。
原油ブル(2038)の売り時はいつ?
原油ブルと連動指標の価格推移を比較!
出典:筆者作成
原油ブル(2038)、プラッツドバイ原油、日経・東商取原油指数について、新型コロナウイルス流行前の水準、新型コロナウイルス流行後の底値、本日6月8日時点の値動きをまとめてみました。
原油ブル(2038)は底値から本日6月8日までの上昇率では、概ね順調に上げているように見えますが、ポイントは、原油暴落時に原油ブル(2038)が下落した勢いでは上昇していない状況となっていることです。
この状況が、冒頭にお伝えした、『原油ブル(2038)の価格は暴落前の水準まで、まだまだ戻る余地がありそうだから持っておこう』という方が要注意である理由です。
現状、仮にプラッツドバイ原油が原油暴落前の水準に戻ったとしても、原油ブル(2038)が原油暴落前の1,000円以上の水準に戻すことは難しそうにみえます。
考察① 原油価格はどこまで上昇するか??
結論!!2020年7月までに35,000~45,000円のレンジまで回復すると期待しています!
理由は、原油の需給回復です。
現在、プラッツドバイ原油は底値の15,710円からおよそ2倍の価格である30,010円まで戻しています。
この勢いで原油暴落前の35,000円~45,000円の水準まで戻すのか??
以下の材料を期待したいと考えています。
原油の需給回復
①供給面
協調減産が7月末まで延長されました。サウジアラビアとロシアは5~6月の協調減産で合意を順守できていない国である、イラク、アンゴラ、カザフスタン、ナイジェリアに減産を履行するよう圧力をかけているとみられます。原油の価格競争で原油暴落を招いたサウジアラビアとロシアが、協調減産姿勢を崩していませんので、供給面から原油の需給改善が期待できます。
②需要面
世界的に経済活動再開の流れがあります。先進国においては新型コロナウイルスの脅威も一段落したように見受けられます。もちろん、新型コロナウイルスの影響は残りますので完全復活はできたとしてもまだまだ先になるかと思いますが、原油需要が戻る方向にあると言えます。
考察② 原油ブル(2038)はどこまで上昇するか?
結論!!原油ブル(2038)がどこまで上昇するかは分かりません!!
理由は、原油ブル(2038)がプラッツドバイ原油とどのくらい連動して原油暴落前の水準に戻っていくか予想がつかないからです。
売却タイミングに関してはプラッツドバイ原油の指標が原油暴落前に戻るかどうかで判断をしていこうと考えています。
最後に
結論!!原油ブル(2038)はプラッツドバイ原油の期先物の価格が35,000円近辺になった時に売却を検討します!
原油ブル(2038)がプラッツドバイ原油とどのくらい連動して原油暴落前の水準に戻っていくかは未知な部分があります。
ですので、プラッツドバイ原油の原油暴落前における原油価格を原油ブル(2038)売却の目安にして売却タイミングを図っていこうと考えています。
原油に関しては、①協調減産継続による原油供給減少、②経済活動再開による原油需要増加、という流れが続くと予想しています。今後の原油価格上昇を楽しみにしています。
次に、原油ブル(2038)の記事を書くときは、原油相場の上昇とともに原油ブルを売り抜けていたいものです!!
また経過を報告させて頂きます。
今後とも『ゆうちゃんの投資ブログ』を宜しくお願いします~!!
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