こんにちは、ゆうちゃんです。
今回は、本業絶好調!!短期的には買い!?~シェアリングテクノロジー(3989)~銘柄分析&売買方針についてお話します。
NYダウと日経平均ともに不安定な動きが続いています。
保有は、引続き、ダブルインバース(1357)のみにして様子を見ています。S&P、NYダウ、NASDAQ、いずれにおいても短期的にはダウントレンドとなっています。
こんなときは、上昇局面に備えて、将来のテンバガー銘柄をみつけるべく個別銘柄の分析をしていきます。
シェアリングテクノロジー(3989)を分析をする理由
以前、下記の記事を投稿しました。
『テンバガーを探せ!候補の銘柄は?時価総額や業績から選定!』
こちらの記事の中で、売上も利益も右肩上がりで注目な銘柄が、シェアリングテクノロジー(3989)です。
直近では、チャートも上向きかけており、短期的には面白そうな状況です!
シェアリングテクノロジー(3989)概要
会社概要
特記事項①:子会社売却や事業撤退で売上高約8億円目減り。非継続事業で関連の損失約3億円は純益に計上。留学系苦戦もマッチング成長。2021年9月期もマッチングが牽引して利益拡大見込み。
特記事項②:コールセンターは在宅受電できるシステムに移管。民泊型ホテル事業撤退。上場企図の留学支援子会社は渡航準備に約半年要するため向こう1年程度底ばいか。
ポイントは、メイン事業の、住まい関連トラブル施工のマッチングサイトが好調で利益拡大を見込んでいる点です。
住まい関連トラブル施工のマッチングサイトは儲かるビジネスなのでしょうか???
シェアリングテクノロジー(3989)の事業内容
住まい関連トラブル施工のマッチングサイトとは?
出典:シェアリングテクノロジーHP
住まい関連トラブル施工のマッチングサイトは、消費者が生活の中で困ったときに、電話をかけると、日本中にある加盟店を最速で紹介して、悩みごとを瞬時に解決するサービスです。
自宅でトラブルが起きたときに、電話一本で解決してくれる手軽さは、とても魅力を感じます。自分で調べることが嫌い(めんどくさい、分からない)という人にとってはなくてはならないサービスです。
住まい関連トラブル施工のマッチングサイトの強み
シェアリングテクノロジー(3989)にしかない強みがあります。それがMOVERです。
出典:シェアリングテクノロジーHP
Moverというサービスにより、日本全国の作業員様の現在地とスケジュールをリアルタイムに把握し、顧客から電話があった段階で、業者と訪問日程を確定できます。
この、即解決の姿勢がシェアリングテクノロジーの強みです。
紹介動画
シェアリングテクノロジー(3989)のHPで住まい関連トラブル施工のマッチングサイトについて紹介されています。2分で事業内容を理解できます。
業績推移
出典:株探
業績推移における注目は、2019年9月期の利益赤字から2020年9月期はどうなるか?です。メイン事業に関しては新型コロナの影響は少ないようではありますが、どうでしょうか??
2020年9月期の第2四半期までの業績を確認します。
出典:シェアリングテクノロジー決算資料(2020年9月期第2四半期)
2020年9月期第2四半期においては、前年同月対比で売上高+3.1億円、営業利益+6.5億円となっています。
第2四半期までは、通期も好決算となりそうな雰囲気です。
次に、2020年9月期の利益見込みを確認します。
出典:シェアリングテクノロジー決算資料(2020年9月期第2四半期)
2020年9月期の第2四半期時点では、『暮らしのお困りごと』事業(住まい関連トラブル施工のマッチングサイト事業)において先行投資除いて4.5億円程度、利益が改善する見込みと発表されています。
期待通りの好業績で着地するのでしょうか!?
新型コロナの影響を確認していきます。
新型コロナ感染症の影響
出典:シェアリングテクノロジー決算資料(2020年9月期第2四半期)
決算資料によると、メインの事業内容である『暮らしのお困りごと』事業への新型コロナの影響は限定的となっています。消費者に関しては、新型コロナの影響で自宅にいる時間は長くなりますので、暮らしで困ることは減ることはないということです。
投資事業がどうなるかですが、『子会社のリアブロードで既に海外留学のキャンセルで多大な影響が出始めている』となっており、影響は大きそうです。
ちなみに投資事業は、全体の売上高の35%です。前期だと全体の売上が79億円でしたので、投資事業は27億円程度でしょうか。こちらの売上が大きく減少すれば、利益へのインパクトも大きなものになると言えます。
最後に
シェアリングテクノロジー(3989)は全体の売上高の65%を占めるメイン事業の住まい関連トラブル施工のマッチングサイトは急成長中です。
高齢化に伴って自宅のトラブル対応に関するニーズは高くなっていくものと考えています。こちらの事業は、新型コロナの影響も限定的です。
しかしながら、全体の売上高の35%を占める投資事業は大きな影響を受けているようです。ここの売上が立たなくなれば、通期黒字化も厳しい可能性もあると考えています。
2020年9月期第3四半期の決算発表は先行きを判断する上で重要なタイミングになるかと思います。
ただし、短期的にはチャートは上がりそうな雰囲気を出していますので、タイミングを見て買っていこうかと考えています。
今回も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
今後とも『ゆうちゃんの投資ブログ』を宜しくお願いします~!!
(※本ブログは投資を推奨するものではありません!投資は自己責任でお願いします!)
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