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原油関連

日本国内に上場している原油銘柄の種類と特徴は?投資対象にしたい原油銘柄はどれ?

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こんにちは、ゆうちゃんです。

今回は、日本国内に上場している原油銘柄の種類と特徴は?投資対象にしたい銘柄はどれ?、についてお話します。

2020年4月20日、ニューヨーク市場に上場する原油先物WTIが史上初のマイナス価格となり、一時▲40.32ドルで取引が成立しました。

WTIがマイナス、つまり、原油を購入すると原油とお金がもらえる状況になりました。モノの価格はゼロにはならないという常識がある中で、原油市場はパニックに陥りました。

原油市場に関する概要や、なぜ原油安になっているか、につきましてはこちらの記事をご参照下さい。

原油価格暴落の背景は?原油安で狙いの株式銘柄やその他の投資商品は?
原油価格暴落の背景は?原油安で狙いの株式銘柄やその他の投資商品は?

空前の原油安の状況ですので、日本市場に上場している原油商品を吟味するときにぜひご参考にしてほしい内容となっています。

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日本国内に上場している原油銘柄の種類は?

東京証券取引所には、原油価格及び原油先物価格に連動を目指すETF及びETNが5銘柄上場しています。

まず、ETFとENTの違いからお話します。

ETF(上場投資信託)とETN(指数連動証券)の違いは?

・ETF
「Exchange Traded Fund(上場投資信託)」の略です。株価指数(日経225やTOPIXなど)、商品価格、商品指数などに連動するようにつくられた、取引所に上場している投資信託です。ETFは裏付けとなる資産(Fund:投資信託)を保有し、その資産は信託銀行に保管されているため、万が一組成会社が倒産しても投資した資産は守られます。
・ENT
「Exchange Traded Note(債券)」の略です。上場投資証券や指標連動証券とも呼ばれます。ETFと同様に、特定の指標(指数:TOPIX、S&P500、価格:商品、農産物)に連動するように作られた金融商品です。
ETFとは異なり、信用力の高い金融機関が特定の指標に連動するように発行されたNote(債券)であり、金融機関は裏づけ資産を保有せず、その信用力によりNote(債券)を発行します。そのため、発行体である金融機関の倒産や財務状況の悪化等によりETNの価格が下落、または無価値となる可能性があるため、注意が必要です。外国人への投資規制が存在する新興国株式や、希少資源、時間の経過とともに劣化してしまう農産物等のように現物資産の保有が困難な対象指標であっても投資対象にできるという特徴があります。

つまり、ETFとETNは、裏付け資産および信用リスクの有無が異なります。

詳細な違いは以下の表でご確認下さい。

原油価格に連動するETF及びETN 5銘柄

日本国内に上場しているETF&ETNは、①WTI原油価格連動型上場投信(1671)、②WisdomTree WTI原油上場投資信託(1690)、③NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(1699)、④NEXT NOTES 日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN(2038)、⑤NEXT NOTES 日経・TOCOM原油 ベア ETN(2039)の、計5種類ありますので一つずつ紹介します。

【原油関連のETF・ETN一覧】

・WTI原油価格連動型上場投信(1671)

・どんな人に向いている商品?
世界で最も売買量の多い(アメリカの代表的な原油の先物商品)WTI原油先物を指標にした原油銘柄で運用したい人。他の原油商品に比べて取引量が多い(値動きが安定している)もので運用したい人。

・どんなETF?
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)におけるWTI原油先物の直近限月の清算値を円換算で表示した価格と連動を目指すETF。(直近限月となっていますが、シンプレクス・アセット・マネジメント社の開示情報によると2020年5月1日時点で9割以上が8月限となっています。)

・対象指標は?
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)におけるWTI原油先物の直近限月の清算値を円換算で表示した価格。(WTI原油先物とは:ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されているWTI(West Texas Intermediate)というアメリカの代表的な原油の先物商品。WTIとは、西テキサス地方の中質原油という意味で、この地方の原油は含有硫黄分が少なく軽質で、ガソリンや軽油が多く採れる。取引量と市場参加者が多いことから原油価格の代表的な指標とされている。)

・WTI原油価格連動型上場投信(1671)の具体的な運用方法は?
資金を証拠金として差し入れてWTI原油先物を買い建て、残りの資金は米国の財務省短期債券への投資や現金で保有。 商品先物取引のレバレッジをかけた総額が純資産残高と概ね一致するように運用。余資の運用からの利息収入がファンドの分配原資となる。

 

・WisdomTree WTI原油上場投資信託(1690)

・どんな人に向いている商品?
信託報酬が0.49%と若干であるが他商品に比べて低いため長期で保有するには有利な可能性がある。2020年5月1日に、WisdomTree WTI原油上場投資信託(1690)の新規設定が一時停止のプレスリリースあり。様子見。

・どんなETF?
コモディティ投資の際のベンチマークとして広く利用されている「Bloomberg Crude Oil Subindex」の総合商品指数に連動する投資成果を目指すETF。

・対象指標は?
Bloomberg Crude Oil Subindex
⇒Bloomberg Commodity Indexのうちの原油により構成されている部分をベースとするもの。同指数は、シカゴ商品取引所(CBOT)で取引されている原油先物契約を基準に設定されており、対象商品の先物契約の価格の動向から発生するリターンのみ反映。指数は米ドル建て。

・注意点は?
当銘柄は外国籍のETF。取引にあたっては外国証券取引口座の開設が必要。

 

・NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信(1699)

・どんな人に向いている商品?
世界で最も売買量の多い(アメリカの代表的な原油の先物商品)WTI原油先物を指標にした原油銘柄で運用したい人。WTI原油価格連動型上場投信(1671)に比べて取引量が少ない(ボラティリティが大きい可能性がある)もので運用したい人。

・どんなETF
日本円換算したNOMURA原油ロングインデックスとの連動を目指すETF。

・対象指標は?
NOMURA原油ロングインデックス
⇒世界の原油先物取引の中から、取引量が多く流動性が十分あるものを構成銘柄として採用。2020年5月現在、指数の構成銘柄はニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場されているWTI原油先物1銘柄であり、実質的にWTI原油の動向を示す指数。
先物取引は買い建て額が純資産総額と概ね同額になるように運用を行う。また、余資については短期有価証券で運用され、これが分配の原資となる。ベンチマークは米ドルベースであり、日本円への換算は、原則として、対象指数の算出対象日の翌営業日の対顧客相場の仲値を用いて算出。

 

・NEXT NOTES 日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN(2038)

・どんな人に向いている商品?
レバレッジのあるハイリスク・ハイリターンの原油商品に投資したい人。
(5銘柄の中で唯一レバレッジ型(騰落率の2倍))早期償還と発行体のリスクを取れる人。

・どんなETF?
指数の変動率が、日経・東商取原油指数 の前日比変動率(%)の2倍となるように計算された、日経・東商取原油レバ レッジ指数との連動を目指すETN。(東商取:東京商品取引所の略)

・対象指標は?
日経・東商取原油レバ レッジ指数。東京商品取引所(TOCOM)の原油先物価格から算出される「日経・東商取原油指数」の日次の騰落率を2倍にしたもの。東商取の原油先物はドバイ原油。(主要な原油価格の指標「WTI」「北海ブレント」「ドバイ原油(中東原油)」のうちの一つ)

・レバレッジ型特有のリスク
原油ブルは、原指数の値が前日比 50%以上下落すると、原油レバレッジ指数は 100%以上下落し、早期償還・上場廃止となる。

・発行体のリスク
原油ブルは野村グループの資金調達子会社であるノムラヨーロッパファイナンスN.V.(オランダ法人)が発行して野村ホールディングスが保証する債券。債券であるため、発行体/保証人である野村ホールディングスの信用リスクがある。ETNのデメリット。

 

・NEXT NOTES 日経・TOCOM原油 ベア ETN(2039)

どんな人に向いている商品?
原油価格が下がることで利益を取りたいと考えている人。発行体のリスクを取れる人。

・どんなETF?
指数の変動率が、日経・東商取原油指数の前日比変動率(%)の-1倍となるように計算された、日経・東商取原油イン バース指数との連動を目指すETN。

・対象指標は?
日経・東商取原油インバース指数

・発行体のリスク
原油ブルは野村グループの資金調達子会社であるノムラヨーロッパファイナンスN.V.(オランダ法人)が発行して野村ホールディングスが保証する債券。債券であるため、発行体/保証人である野村ホールディングスの信用リスクがある。ETNのデメリット。

 

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補足

WTI原油とドバイ原油(東商取)の違い(上記商品の構成銘柄)

WTI原油とドバイ原油とは?

・WTI原油とは

米国テキサス州沿岸部の油田で産出される原油の総称。NYMEXに1983年から上場されたLight Sweet Crude Oil(軽質低硫黄原油)の受渡供用品の代表的なもの。NYMEXの同市場は、石油先物取引としては世界最大の出来高を有することから、北米のみならず世界の指標油種として利用される。NYMEXの受渡しは、テキサス州に隣接するオクラホマ州のクッシングで行われる。WTI原油はAPI度が35~50度と超軽質で、硫黄分も0.2%程度と少なく良質であり消費地に近いことから、ドバイ原油やオマーン原油よりも一般的に高値で取引されている。

・ドバイ原油とは

アラブ首長国連邦(UAE)の構成首長国のひとつであるドバイで産出される原油。仕向地の制約がないことから取引に便利な原油として絶対値価格でのスポット取引が活発に行われる。中東産原油の価格指標となっている。日本を含めたアジア向けの主要な中東産原油価格はドバイ原油とオマーン原油のスポット価格の平均値を基準に決められている。

同じ原油なのに、なぜWTI原油とドバイ原油の値動きに差があるか?

①同じ原油であるが商品性が異なる

・WTI原油はドバイ原油よりも良質で一般的に高値で取引される
・需要地の在庫状況が価格に影響する(例えば米国内の在庫状況はWTIへの影響がより大きい)

②中心限月が違う

・取引量が多く指標となる限月である中心限月が異なる。WTI原油先物は、一番期限が近い「直近限月」の先物が中心限月になる(2020年5月1日時点で9割以上が8月限)。これに対して、東商取の先物は「期先限月」の先物が中心限月です。WTIとは逆に、期日が遠い先物の方が流動性が高いです。

【東商取HP】日経・東商取商品指数の算出方法

各構成銘柄の中心限月が5番限月又は6番限月とあります。

【東商取HP】プラッツドバイ原油 相場表

2020年5月7日時点において、プラッツドバイ原油相場表では5番限月又は6番限月にあたる2020年9月と2020年10月が取引量が多く中心限月となっています。

・原油先物の注意点 コンタンゴの場合のロールオーバー

先物型ETFが投資をする先物について、決済期日が長い限月の先物が短い限月の先物よりも価格が高い状態(コンタンゴ)の場合、先物取引の次限月以降の限月への乗換え(ロールオーバー)を繰り返すことで、当該ETFが継続的に減価していくことがあります。コンタンゴ状態でロールオーバーし長期保有するとETF内部の保持数量が減るため上昇利益を受けにくいということです。

そのため、コンタンゴかつロールオーバーを繰り返すタイプの先物型ETFで中長期の投資を行う場合は注意が必要です。

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投資対象にしたい銘柄はどれ?

上記に記載しました商品の特徴などをふまえながら投資をするのがいいかと思います。

私は最悪、早期償還してしまってもいい範囲で原油ブルに投資をしています。

原油ブル(2038)に関しては早期償還さえしなければ、長期的に、①新型コロナウイルスの影響も少なくなり原油需要も復活していく、②OPECプラスを中心とした原油の減産がされていく、ことにより上昇が期待できると考えています。

早期償還(日経・東商取原油レバレッジ指数がゼロとなる)に注視をして、早期償還が無さそうと判断したときは更に追加購入していこうと考えています。

引続き原油に注目です~!

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