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PCR検査ってどういうもの?楽天検査キットの注意点や課題は?PCR検査増加で株価上昇が期待できる株式銘柄は?

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こんにちは、ゆうちゃんです。

今回は、PCR検査ってどういうもの?楽天検査キットの注意点や課題は?PCR検査増加で株価上昇が期待できる株式銘柄は?、についてお話しします。

新型コロナウイルスが流行してからというもの、世界中でPCR検査について実施能力や実施数が注目されています。

千葉大学院の研究グループが十分なPCR検査をしている国ほど新型コロナウイルスによる死亡率は低くなるとの解析結果を発表しました。発表によると、検査数に占める陽性患者数の割合を示す「陽性率」が7%を超えると死亡者が増えるとのことです。例えば、積極的に検査をしているノルウェーなど陽性率が7%未満の国は7%以上の国と比較して、死亡者数は10分の1から5分の1程度です。

ちなみに、2020年1月15日から4月21日までの国内における陽性率は10.3%。千葉県は16.2%、東京都は30%超となっています。

PCR検査能力を拡大することが急務と言えそうです。

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PCR検査はどのようなものか?

PCR検査とは?

PCRは、Polymerase Chain Reactionの頭文字を取ったもので、和訳すると“核酸合成酵素連鎖反応“となります。特定のウイルスのみが持つ遺伝子を増幅させることによって、患者が新型コロナウイルスに感染しているかどうかを検査することが可能です。

PCR検査で新型コロナウイルスの感染の有無を調べる方法

PCR検査における使用から判定までの流れをご紹介します。

①発熱や風邪の症状が続くなどにより医師が検査の必要性を判断する。
②医療機関などで鼻や喉の粘膜(検体)を採取する。
③検査機関で検体の遺伝子を試薬で増幅し、新型コロナウイルスに特有の塩基配列が増えるかどうかで陽性か陰性かを判定する。

検査体制について(行政検査と臨床検査の違い)

PCR検査には、行政(保健所など)が行うものと一般の医療機関が行うものがあります。

・行政検査

行政検査は、感染の連鎖を防ぐことを目的として、14日以内の海外渡航歴がある方や濃厚接触者、重症の肺炎が疑われる方を中心として、行政が疫学調査を行うもの。保健所などで実施する。検査費用は無料。

・臨床検査

臨床検査は、医師の判断で行うPCR検査。2020年3月6日に新型コロナウイルス感染症の重症化を防止することを目的にPCR検査が保険適用されたことにより、保健所への相談を介することなく医師の判断で帰国者・接触者外来を紹介可能となった。帰国者・接触者外来では、医師の判断を考慮して必要と認められる場合にPCR検査が行われます。

今後、PCR検査は普及するのか

厚生労働省によると4月15日時点で1日1万3千件の検査が可能だとしており、政府はこれを2万件にまで増やす方針を示しています。

今まで検査機関での判定には数時間程度かかるとされていましたが、民間企業などが1時間以内に短縮した簡易キットを相次ぎ発売しています。

PCR検査が普及していくことが予想されます。

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楽天の検査キットはどのようなものか?

楽天が検査キットを提供開始

2020年4月20日、楽天は遺伝子検査キットのパイオニアであるジェネシスヘルスケアと連携して開発した「新型コロナウィルスPCR検査キット」の提供を開始しました。

楽天検査キットの使用対象者

本キットは新型コロナウイルスに関して従業員の状況を把握したい企業や団体などの法人に対して提供を行うものです。診断用ではなく、「特定の症状は出ていないものの、不安を感じられる方」を対象にしたものであり、厚生労働省が新型コロナウイルス感染症に関する相談・受診の目安として挙げている症状の出ている人は検査キットを使用できないこととなっています。

楽天検査キットの使用から結果通知までの流れ

①導入する法人が検査キットを従業員などに配布する。
②利用者が同封されている説明書に従って、各自、自宅で検査試料を自己採取後、防漏性容器に収める。
③容器を三重密封できる封筒に入れ、封をして目安として2時間以上経過してから、法人が指定する場所に設置する専用回収ボックスに入れる。
④ジェネシスヘルスケアが専用回収ボックスから回収する。
⑤最短即日から約3日以内(土日祝除く)に結果を通知。

楽天検査キットの注意点や課題(問題点)

医療機関や建設業など従業員を休ませられない現場を持つ企業から問い合わせが寄せがあるという一方で、医療関係者などから以下の注意点や課題(問題点)も指摘されています。

・診断はできない

楽天検査キットの注意書きには「医療行為ではない」「診断は行うことができない」と記載されています。仮にウイルス遺伝子が検出されても、症状が出てから改めて保健所などでPCR検査を受けて診断が付かなければ、治療は受けられません。

・偽陽性や偽陰性の可能性

PCR検査では偽陽性や偽陰性が一定数出ることが知られています。従ってウイルスの遺伝子が検出されなかったからといって安心できるわけではないということになります。

・検体を採取する手技

「鼻咽頭拭い液」と呼ばれるサンプルの採取を一般の人が自分で正しく行うのが難しいことが指摘されています。インフルエンザの検査と同様、サンプル採取には綿棒を鼻のかなり奥の方まで突っ込む必要があります。サンプルを正しく採取できなければ、本当は感染しているのに陰性と出る「偽陰性」の確率はより高まる可能性があります。さらに、採取時にくしゃみをするなどして、周囲にいる人に感染を拡大する可能性も指摘されています。

・陽性となった場合

楽天検査キットで陽性となった人が医療機関を受診した際の対応などが整備されていない。

日本医師会も2020年4月22日の会見で、PCR検査キットの法人向け販売にを非常について非常にリスクが高いと懸念を示しています。

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PCR検査増加で株価上昇が期待できる株式銘柄は?

PCR検査増加で株価上昇が期待できる株式銘柄は以下の通りです。

・キョーリン製薬ホールディングス(4569)

医薬中堅。柱は喘息薬や去痰剤。時価総額1,626億円。
2020年3月31日、マイクロ流路型遺伝子定量装置「GeneSoC」を全国16カ所の医療機関等に配備。
2020年4月23日、「GeneSoC」に 用いる新型コロナウイルス検出試薬「SARS-CoV-2 GeneSoC ER 杏林」を発売。公的医療保険適用の対象となっている本試薬は、超高速定量的 PCR 技術に基づく遺伝子定量装 置「GeneSoC®」において、新型コロナウイルスを 15 分程度(前処理時間を除く)で検出することが可能。 試薬の価格は298,000円(100テスト)。
・栄研化学(4549)

複合糖質で独自性をもつ。開発は関節疾患関連に特化。時価総額620億円。
2020年4月9日、新型コロナウイルスの検出を目的とした体外診断用医薬品 『Loopamp®新型コロナウイルス2019(SARS-CoV-2)検出試薬キット』 を新発売。独自の遺伝子増幅技術である LAMP法の特長を活かし、当社が販売する『リアルタイム濁度測定装置 LoopampEXIA®』を用いて、検体より抽出した RNAから35分で新型コロナウイルスを検出する。 また、鼻咽頭拭い液からの RNA 抽出は、当社の『Loopamp®インフルエンザウイル ス用抽出試薬』を用いて10分程度で簡便に行うことも可能。価格は76,800円(48テスト)

・島津製作所(7701)

分析や計測機器大手で医用機器、航空機器にも強い。時価総額8,198億円。
2020年4月20日、「新型コロナウイルス検出試薬キット」を発売。5月以降の海外輸出も視野。本キットは当社独自のAmpdirect技術により「生体試料に含まれるたんぱく質や多糖類などのPCR阻害物質の作用を抑制できるため、DNAやRNAを抽出・精製することなく、生体試料をPCRの反応液に直接添加できる」ため、2時間以上かかっていたPCR検査の全工程を従来の半分である約1時間に短縮できる。96検体用PCR装置を用いて、96検体を検査した場合でも1時間半以内で行える。価格は225,000円(100テスト)。月間生産量は10万検体分。

・楽天(4755)

ネット通販で国内双璧。金融や旅行など総合路線。時価総額13,571億円。
2020年4月20日、楽天は遺伝子検査キットのパイオニアであるジェネシスヘルスケアと連携して開発した国立感染症研究所のPCR検査法を厳守した解析手法による「新型コロナウィルスPCR検査キット」の提供を開始。詳細は上記をご参照下さい。価格は14,900円(1テスト)
・極東製薬工業(未上場)

2020年4月22日、新型コロナウイルス遺伝子検出キットである「SARS-CoV-2 遺伝子検出キット 極東」および、カナダ Artron Laboratories Inc.製の新型コロナウイルス抗体検出キットで ある「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体(Artron)」を研究用試薬として販売。遺伝子検出キットは、核酸の抽出・精製操作が不要な DirAMP技術を応用したRT-PCR阻害耐 性の強い試薬成分と、検体処理液による加熱処理を併用することで、判定までの全工程が2時間以内で検査が可能。価格は90,000円(50テスト)。
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国内初の簡易診断キット(PCR検査とは違う)が承認の見通し

・みらかホールディングス(4544)

臨床検査薬大手の富士レビオと受託臨床検査首位のSRLが統合して発足。時価総額1,552億円。

2020年4月28日、新型コロナウイルスの簡易診断キットの製造販売承認を厚生労働省に申請。現行のPCR検査は数時間かかるが、10~15分で判定できる。検査機器が不要な使い捨てのコロナ検査キットは国内初で、2~3カ月以内に承認される見通し。5月中旬から山口県の工場で国内向けに週20万キットを量産する。インフルエンザなどの迅速診断に使われる「イムノクロマト法」と呼ぶ手法を使う。鼻の奥の粘液を綿棒で採取してキットに垂らすと、新型コロナに特有のたんぱく質が抗体と呼ばれる物質と結合。キットに色の付いた線が浮かぶ。検出に使う抗体も自社で開発。

新型コロナに使われているPCR検査は専用の装置やノウハウが必要なため中小の医療機関などで扱うことが難しく、検査数が伸び悩む理由の一つとなっている。今回の簡易診断キットは検体のウイルス量が少ない場合はPCRよりも精度が劣るが、検査不足解消につながる可能性がある。

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最後に

厚生労働省によりますと、2020年4月15日時点で、PCR検査は1日1万3千件の検査が可能だとしており、政府はこれを2万件にまで増やす方針を示しています。

PCR検査キットは続々と開発から販売開始となっており、検査数は飛躍的に増えていくものと考えています。

私が期待しているPCR検査関連の株式銘柄は、時価総額の低いキョーリン製薬ホールディングス(4569)と栄研化学(4549)、5月以降海外輸出も検討している島津製作所(7701)です。さらに、本日(2020年4月28日)プレスリリースされた国内初の簡易検査キットを開発した、みらかホールディングス(4544)に注目です。

また、PCR検査と合わせて押さえておかなければいけないのは抗体検査です。抗体検査はPCRより簡易な検査であり新型コロナ検査キットの本命で、いつ登場するか注目されている検査です。抗体検査は以下の記事でご紹介していますのでぜひご確認下さい。

引続き、株式のテーマとなる領域を学びながら株式投資を楽しんでいきましょ~!

 

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